強坂村(読み)ごうざかむら

日本歴史地名大系 「強坂村」の解説

強坂村
ごうざかむら

[現在地名]峰浜村坂形さかがた

東にはなわ村、西に田中たなか村、南に鳥形とりがた村・比八田ひはた(現能代市)、北に畠谷はたや村がある。

天正一九年(一五九一)の出羽国秋田郡知行目録写(秋田家文書)に「四百七石九斗三升五合 国寺村 かうさか村」とあり、文禄元年(一五九二)の秋田実季分限帳(秋田家文書)に「弐百五拾弐石四斗二升 江坂村」とある。享保一五年(一七三〇)の村名唱文字替覚(門間家文書)に「只今迄郷坂村 強坂村」とある。

黒印高帳(秋田県庁蔵)によれば、慶長八年(一六〇三)に一四六石余、貞享元年(一六八四)に一九一石余で、小村のわりに石高が多い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む