強度行動障害

共同通信ニュース用語解説 「強度行動障害」の解説

強度行動障害

自分や他人を傷つけたり、物を壊したりする激しい行動が繰り返し現れる状態を指す。重い知的障害を伴う自閉症の人に多く、後天的に生じる。感覚過敏や特定のこだわりがあり、周囲がうまく対応できなかったり、生活環境が合わなかったりして強い不安やストレスを感じることが要因とされる。厚生労働省によると、強度行動障害に関係した支援を受けている人は2021年10月現在、全国で延べ約6万9千人。支援には専門性が必要で、対応できる施設事業所は限られている。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android