知恵蔵 「強相関電子系」の解説 強相関電子系 固体内で、負の電荷をもつ電子同士の斥け合いが際立つ系。遷移金属酸化物などに多い。電気を通しやすい金属が絶縁体に変わる現象や、高温超伝導なども説明できる。この効果は、従来の半導体工学ではほとんど無視できた。小さな刺激が劇的な変化を誘うので、次世代の素子候補。 (尾関章 朝日新聞記者 / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報 Sponserd by