精選版 日本国語大辞典 「強項」の意味・読み・例文・類語 きょう‐こうキャウカウ【強項】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「項」はうなじ。首すじが強いの意から ) たやすく人に頭を下げないこと。容易に屈伏しないこと。剛直。[初出の実例]「英国人の強項なるも、流風都美の物品は、欧州一般と同く、仏国の製作を仰ぎ」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二)[その他の文献]〔後漢書‐楊震伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「強項」の読み・字形・画数・意味 【強項】きようこう(きやうかう) 頭を下げない。〔後漢書、酷吏、宣伝〕、小門をして之れを持し、宣をして叩頭してに謝せしむ。宣從はず。強ひて之れを頓(首)せしめんとす。宣、兩手もて地に據り、(つひ)に俯するを肯(がへ)んぜず。~笑ひて~因りて勅し、強項令もて出ださしむ。字通「強」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報