弾性反発説(読み)だんせいはんぱつせつ

世界大百科事典(旧版)内の弾性反発説の言及

【地震】より

…もう一つは1906年のサンフランシスコ大地震の際に,延長約400kmにも及ぶサン・アンドレアス断層に沿って平均4mもの土地の水平ずれが生じ,付近の地殻にも大きい水平変動が見られたことである。リードF.F.Reidはこの現象を説明するために,地殻が弾性応力によって徐々にひずみ,このひずみがある限界をこえると断層の両側の地殻がひずみを解消する方向に急激にずれ動いて地震波を発生するという〈弾性反発説〉を提出した。そしてこのような断層を動かす力としてシングル・カプルが考えられた。…

※「弾性反発説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む