精選版 日本国語大辞典 「弾正の弼」の意味・読み・例文・類語 だんじょう【弾正】 の 弼(すけ・ひつ・ひち) ① 弾正台①の次官。弾正の尹(かみ)を補佐するもの。もとは一名で、正五位下相当官であったが、のちに大弼(従四位下相当官)、一名が置かれ、今までの弼は少弼となった。[初出の実例]「かたちよき君たちの、たん正のひちにておはする」(出典:枕草子(10C終)四五)② 弾正台②の職員。弾正の尹(かみ)を補佐するもの。のちに、大・少の別ができ、勅任官となる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例