当ずと言えども遠からず(読み)あたらずといえどもとおからず

精選版 日本国語大辞典 「当ずと言えども遠からず」の意味・読み・例文・類語

あたら【当】 ず と 言(い)えども遠(とお)からず

  1. 的中はしていないが、たいしたまちがいがなく当たっている、の意。
    1. [初出の実例]「『如案(あんのじゃう)おめへさんの』『ウンニャ。あの家は泥酔が宅(うち)だ』『ホイ、大きに早まりましたネ』『あたらずといへども遠(トホ)からずさ』」(出典滑稽本浮世風呂(1809‐13)四)
    2. [その他の文献]〔大学〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む