当たらずと雖も遠からず(読み)アタラズトイエドモトオカラズ

デジタル大辞泉 「当たらずと雖も遠からず」の意味・読み・例文・類語

たらずといえどとおからず

《「礼記大学から》ぴったり当たっていなくても、それほど見当が外れてはいないようす。
[補説]「当たらずとも遠からず」とするのは誤り。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「当たらずと雖も遠からず」の解説

当たらずと雖も遠からず

的中はしていないが的中したのと大差ないこと。ほぼ当たっていること。

[使用例] 茶屋への不義理と無心の請求、当たらずといえども遠からずだろう[坪内逍遙当世書生気質|1885~86]

[解説] 「礼記―大学」にあることば。

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