当たり合う(読み)あたりあう

精選版 日本国語大辞典 「当たり合う」の意味・読み・例文・類語

あたり‐あ・う‥あふ【当合】

  1. 〘 自動詞 ハ行五(四) 〙
  2. 相手になって争う。わたりあう。
    1. [初出の実例]「他人の議論意見に抵攩(ていとう)(〈注〉アタアフ)せずして、虚心にこれを斟酌商量すべき事なり」(出典西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一三)
  3. ぴったり合う。一致する。
    1. [初出の実例]「はづす心とはづさせる心の中は当(アタ)り合(アフ)」(出典:人情本春色梅児誉美(1832‐33)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む