当座凌(読み)とうざしのぎ

精選版 日本国語大辞典 「当座凌」の意味・読み・例文・類語

とうざ‐しのぎタウザ‥【当座凌】

  1. 〘 名詞 〙 さしあたって必要なだけで満たすこと。その場のまにあわせ。一時しのぎ。当座まかない。
    1. [初出の実例]「締り放しの髷結も、穢れ目かくす裏表、当座(タウザシノギ)に癪ならで、さしこむ花は牡丹蝶々」(出典人情本・清談若緑(19C中)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む