当色婚(読み)とうしきこん

精選版 日本国語大辞典 「当色婚」の意味・読み・例文・類語

とうしき‐こんタウシキ‥【当色婚】

  1. 〘 名詞 〙 令制で、同じ身分男女が婚姻すること。令制では賤民結婚について制限があり、奴婢以下は同じ身分の者同士でなければ結婚を許されなかった。

当色婚の補助注記

令義解」の当色為婚条に「凡陵戸、官戸家人、公私奴婢、皆当色為婚」とある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む