形山村(読み)かたちやまむら

日本歴史地名大系 「形山村」の解説

形山村
かたちやまむら

[現在地名]下関市大字形山・形山かたちやまみどりまち

あお(二八八メートル)の西麓にある小村。東は田倉たくら村に接し、西を綾羅木あやらぎ川が南流する。北は小野おの、西は石原いしわら、南は秋根あきねの各村に接する。長府藩領で東豊浦郡奥支配に属する。

慶長五年(一六〇〇)検地帳に「形山」とみえる。同一五年の検地帳によれば、田倉新尺しんじやくと合石記載される(→田倉村。「地下上申」では形山村は田倉村のうちの小村として記される。形山の石高は三九七石余、うち蔵入地は四四石余、給領地は三五二石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android