彦ヶ瀬村(読み)ひこがせむら

日本歴史地名大系 「彦ヶ瀬村」の解説

彦ヶ瀬村
ひこがせむら

[現在地名]金屋町彦ヶ瀬

早月谷はやつきたに川の支流五名谷ごみようたに川の最上流域に位置する。現金屋町の北端で、黒沢くろさわ山の尾根で現海草郡野上のかみ町・海南市と接する。野上へ抜けるのが名寄松なよろまつの峠路で人家はこの道に沿って散在する。有田方面より野上谷との交流が盛んである。慶長検地高目録には「彦河瀬村」とあり、村高一三七石余、小物成五斗八升五合。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android