彦根町(読み)ひこねまち

日本歴史地名大系 「彦根町」の解説

彦根町
ひこねまち

[現在地名]彦根市佐和町さわちよう元町もとまち

外堀を挟んで尾末町の東にある両側町。彦根四町手組の一つ彦根町手組一二町の筆頭。また河原かわら町とともに城下町の中心的な町。もと彦根村の村域であったという。元禄八年大洞弁天寄進帳に町名がみえ、軒数六一のうち借家三七、男一四五・女一一六(ほか下人三八)、諸職諸商は二四種四六軒で、肴屋・煙草屋・大工各五のほか菜種屋・古鉄屋・元結屋・薬種屋・質屋など、代官町年寄の近藤氏が居住し、町代は酒屋横目は菜種屋が勤めている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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