彰考館文庫(読み)しょうこうかんぶんこ

百科事典マイペディア 「彰考館文庫」の意味・わかりやすい解説

彰考館文庫【しょうこうかんぶんこ】

茨城県水戸市にあり,財団法人水府明徳会の運営。《大日本史編纂(へんさん)のため,水戸藩修史館各地から収集した書物中心に約3万点を現有する。1945年の戦災により多く書籍が焼失し,《国書総目録》に〈旧彰考〉としるされるものは現存しない。《彰考館図書目録 附焼失目録》が刊行されている。

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世界大百科事典(旧版)内の彰考館文庫の言及

【図書館】より

…また家康は林羅山に命じて駿府(すんぷ)城内に文庫をつくらせた(駿河文庫)。のちにこの蔵書は3分されて尾張の蓬左(ほうさ)文庫,水戸の彰考館文庫,紀州の南葵(なんき)文庫となる。なお家康は江戸城内にも,1602年(慶長7),富士見亭文庫なるものをつくらせているが,のち場所を移して紅葉山(もみじやま)文庫となった。…

※「彰考館文庫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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