精選版 日本国語大辞典 「影の煩」の意味・読み・例文・類語 かげ【影】 の 煩(わずらい) 熱病の一種。高熱を発した病人の姿が二つに見え、どちらが本体でどちらが影かわからなくなるという。影の病。影。かげやまい。離魂病。[初出の実例]「思ひは月の影のわづらひ 此野辺にいかなる風の手つだひて」(出典:俳諧・西鶴大句数(1677)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例