彼の人の子を賊う(読み)かのひとのこをそこなう

精選版 日本国語大辞典 「彼の人の子を賊う」の意味・読み・例文・類語

かの【彼の】 人(ひと)の子(こ)を賊(そこな)

  1. ( 孔子弟子子路が、子羔(しこう)という者を、治めにくい村の役人にした時に、孔子が心配して、力のたりない若者にむずかしい任務を与えることは青年の身をそこなうことになろうと言った、という「論語‐先進」の故事から ) 教え導く方法を誤って、年少者を良くない人間に育ててしまう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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