後の雛(読み)のちのひな

精選版 日本国語大辞典 「後の雛」の意味・読み・例文・類語

のち【後】 の 雛(ひな)

三月三日の雛祭りに対して、陰暦九月九日の重陽節供、または八月朔日に飾る雛。野分の雛。《季・秋》
※俳諧・滑稽雑談(1713)九月「後の雛〈略〉今又九月九日に賞する女児多し」

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デジタル大辞泉 「後の雛」の意味・読み・例文・類語

のち‐の‐ひな【後の×雛】

陰暦9月9日の菊の節句に飾る雛。また、8月朔日に飾る雛。春の雛祭りに対していう。秋の雛。 秋》「―すすきも活けてありにけり/鳴雪

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