すべて 

後念(読み)ごねん

精選版 日本国語大辞典 「後念」の意味・読み・例文・類語

ご‐ねん【後念】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。一刹那(せつな)前後二分した、その後のほうの瞬間。⇔前念
    1. [初出の実例]「後不復称念則順次往生恐難尅果後念罪悪障往生故」(出典:法然消息文(1212頃)答九条殿下問書)
    2. [その他の文献]〔往生礼讚偈〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

すべて 

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android