後添(読み)のちぞい

精選版 日本国語大辞典 「後添」の意味・読み・例文・類語

のち‐ぞい‥ぞひ【後添】

  1. 〘 名詞 〙 妻と死別または離別した男が、そのあとで連れ添った妻。二度目の妻。後妻うわなり。のちぞえ。のちづれ。のちよび。
    1. [初出の実例]「なみだみるはなればなれのうき雲に〈嵐雪〉 後ぞひよべといふがはりなき〈越人〉」(出典:俳諧・曠野(1689)員外)

のち‐ぞえ‥ぞへ【後添】

  1. 〘 名詞 〙のちぞい(後添)
    1. [初出の実例]「後添へはこわごわ壱つぬひなをし」(出典:雑俳・柳多留‐一三(1778))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む