後添(読み)のちぞい

精選版 日本国語大辞典 「後添」の意味・読み・例文・類語

のち‐ぞい‥ぞひ【後添】

  1. 〘 名詞 〙 妻と死別または離別した男が、そのあとで連れ添った妻。二度目の妻。後妻うわなり。のちぞえ。のちづれ。のちよび。
    1. [初出の実例]「なみだみるはなればなれのうき雲に〈嵐雪〉 後ぞひよべといふがはりなき〈越人〉」(出典:俳諧・曠野(1689)員外)

のち‐ぞえ‥ぞへ【後添】

  1. 〘 名詞 〙のちぞい(後添)
    1. [初出の実例]「後添へはこわごわ壱つぬひなをし」(出典:雑俳・柳多留‐一三(1778))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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