後生気(読み)ゴショウギ

デジタル大辞泉 「後生気」の意味・読み・例文・類語

ごしょう‐ぎ〔ゴシヤウ‐〕【後生気】

[名・形動]後生安楽を願う心。来世の安楽の種になるような功徳くどくをしたいと思う気持ち。後生心ごころ。また、その心持ちであるさま。「後生気を起こす」
「―なところを頼んで、泊めてもらはしゃれ」〈浄・伊賀越

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「後生気」の意味・読み・例文・類語

ごしょう‐ぎゴシャウ‥【後生気】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 死後の安楽を願う心。また、功徳となる慈悲深い気持、性格をもっているさま。
    1. [初出の実例]「欲のふかひあるじ夫婦も何となくむじゃうに後生気(ゴシャウギ)になって」(出典浮世草子世間娘容気(1717)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む