20世紀日本人名事典 「後藤和儀」の解説 後藤 和儀ゴトウ カズノリ 明治〜昭和期の陸軍工兵大佐 生年明治18(1885)年 没年昭和11(1936)年4月27日 出生地愛知県名古屋市西区深井町 学歴〔年〕陸士卒 経歴明治40年陸軍工兵少尉となり、工兵第3大隊付、陸軍士官学校教官、工兵学校付、兵器本廠付などを歴任。昭和9年大佐となり伊藤本部隊管下の部隊長として満州(中国東北部)に渡り、ハルビン市の水害を防ぐ松花江氾濫防止工事に当たる。駐満軍の間に発生した部下経理官の公金横領事件の責任を取り、11年4月帰国途中の大連で拳銃自殺した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「後藤和儀」の解説 後藤和儀 ごとう-かずのり 1885-1936 明治-昭和時代前期の軍人。明治18年生まれ。昭和9年陸軍工兵大佐として満州(中国東北部)にわたる。ハルビン市の水害をふせぐ松花江氾濫(はんらん)防止工事にあたった。部下の公金横領事件の責任をとり,昭和11年4月27日帰国途中の大連で自殺。52歳。愛知県出身。陸軍士官学校卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by