後賑(読み)あとにぎわい

精選版 日本国語大辞典 「後賑」の意味・読み・例文・類語

あと‐にぎわい‥にぎはひ【後賑】

  1. 〘 名詞 〙 旅立ちや嫁入りを送り出したあと、残った人を慰める気持親類縁者などが開く酒宴。あとにぎやかし。あとにぎわし。
    1. [初出の実例]「Atoniguiuai(アトニギワイ) スル」(出典日葡辞書(1603‐04))

あと‐にぎやかし【後賑】

  1. 〘 名詞 〙あとにぎわい(後賑)
    1. [初出の実例]「門迄送れ跡にぎやかし。打ったり舞ふたり舞鶴屋伝三が万(よろず)受込んだ」(出典:浄瑠璃傾城反魂香(1708頃)中)

あと‐にぎわし‥にぎはし【後賑】

  1. 〘 名詞 〙あとにぎわい(後賑)
    1. [初出の実例]「Atoniguiuaxi(アトニギワシ)、または、アトニギワイ」(出典:日葡辞書(1603‐04))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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