徒医者(読み)カチイシャ

精選版 日本国語大辞典 「徒医者」の意味・読み・例文・類語

かち‐いしゃ【徒医者】

  1. 〘 名詞 〙 自家用の駕籠(かご)などを持たないため、徒歩で病人のいる家をまわって歩く医者。「乗り物医者」より格が低く、あまりはやらない貧乏な医者などをいう。
    1. [初出の実例]「歩行医者(カチイシャ)ながら、療治よくせらるるとて引あはされ」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む