徒同心(読み)カチドウシン

デジタル大辞泉 「徒同心」の意味・読み・例文・類語

かち‐どうしん【徒同心/徒士同心】

平時雑役に従事し、戦時には歩卒となって合戦に参加した下級武士。足軽あしがる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「徒同心」の意味・読み・例文・類語

かち‐どうしん【徒同心・歩行同心】

  1. 〘 名詞 〙 平常は、駆使、雑役に従事し、戦時には武家の歩卒となるもの。足軽(あしがる)
    1. [初出の実例]「千五百四十五石一斗 畑 式部。此組与力。歩行同心四十一人預り」(出典:福島正則家中分限帳(1600‐19))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android