徒名草(読み)あだなぐさ

精選版 日本国語大辞典 「徒名草」の意味・読み・例文・類語

あだな‐ぐさ【徒名草】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( はかなく散り急ぐところから ) 「さくら(桜)」の異名。あだざくら。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「あたな草いかなる人の植おきてかかるうき世に散るをみすらん」(出典:蔵玉集(室町))
  3. 色好みの浮気な人。
    1. [初出の実例]「袖吹や男うはさの仇名草」(出典:雑俳・冬木立(1731))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む