徒名草(読み)あだなぐさ

精選版 日本国語大辞典 「徒名草」の意味・読み・例文・類語

あだな‐ぐさ【徒名草】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( はかなく散り急ぐところから ) 「さくら(桜)」の異名。あだざくら。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「あたな草いかなる人の植おきてかかるうき世に散るをみすらん」(出典:蔵玉集(室町))
  3. 色好みの浮気な人。
    1. [初出の実例]「袖吹や男うはさの仇名草」(出典:雑俳・冬木立(1731))

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動植物名よみかた辞典 普及版 「徒名草」の解説

徒名草 (アダナグサ)

植物。バラ科サクラ属の落葉高木の総称。サクラの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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