徒奉公(読み)かちぼうこう

精選版 日本国語大辞典 「徒奉公」の意味・読み・例文・類語

かち‐ぼうこう【徒奉公】

  1. 〘 名詞 〙 徒侍(かちざむらい)となって仕えること。おかちぼうこう。
    1. [初出の実例]「お供さきに手を振りし、跣(すあし)はだしの徒歩奉公(カチボウコウ)」(出典浄瑠璃井筒業平河内通(1720)三)

いたずら‐ぼうこういたづら‥【徒奉公】

  1. 〘 名詞 〙 堅気(かたぎ)でない奉公。水商売妾奉公(めかけぼうこう)
    1. [初出の実例]「蓮葉女といふいたづら奉公つとめ」(出典:浮世草子・世間娘容気(1717)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む