徒比べ(読み)アダクラベ

デジタル大辞泉 「徒比べ」の意味・読み・例文・類語

あだ‐くらべ【▽徒比べ/▽徒▽競べ】

1 男女が互いに、相手を浮気だと言い合うこと。
「―かたみにしける男女の」〈伊勢・五〇〉
2 はかなさを競い合うこと。
「―とや月の夜の雨、花盛りの風」〈浮・男色大鑑・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「徒比べ」の意味・読み・例文・類語

あだ‐くらべ【徒比・徒競】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 互いに相手を浮気だと言い合うこと。
    1. [初出の実例]「あだくらべかたみにしけるをとこ女の、忍びありきしけることなるべし」(出典:伊勢物語(10C前)五〇)
  3. ② 互いにはかない事をくらべ合うこと。
    1. [初出の実例]「化競(アダクラベ)とや月のよの雨、花盛(さかり)の風」(出典:浮世草子・男色大鑑(1687)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...

衣替えの用語解説を読む