徒然草抄(読み)ツレヅレグサショウ

デジタル大辞泉 「徒然草抄」の意味・読み・例文・類語

つれづれぐさしょう〔つれづれぐさセウ〕【徒然草抄】

江戸前期の注釈書。13巻。加藤盤斎著。寛文元年(1661)刊。兼好伝記巻頭に置き、徒然草の仏教思想を中心評釈を加えたもの。盤斎抄。

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精選版 日本国語大辞典 「徒然草抄」の意味・読み・例文・類語

つれづれぐさしょう‥ぐさセウ【徒然草抄】

  1. 江戸前期の注釈書。一三巻。加藤盤斎著。寛文元年(一六六一)刊。「徒然草」に関し、精密な語注を施し、作品中の仏教思想を中心として評釈を加えたもの。各段の接続様態に着目し、来意説を唱えたことで知られる。盤斎抄。

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