…〈子姪伴類〉〈伴類眷属〉などの熟語として使用され,単語としては通常〈某人の伴類〉とみえるが,その某人と伴類との間に一律に固定的な主従関係を想定することは困難であり,行動を共にした仲間,相語らって集まった流動的な同盟者,とみるべきものが多い。史料として著名なものは,《将門記》にみえる平将門やその敵人たちの伴類であり,そこでは数においては合戦の主力となっているが,戦局が不利になると逃げ散るという側面をもち,主人と緊密な従者関係にある〈従類〉や,兵(つわもの)相互の関係である〈従兵〉などと対比してとらえうる。【福田 豊彦】。…
※「従兵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...