従卒(読み)ジュウソツ

デジタル大辞泉 「従卒」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐そつ【従卒】

将校専属して、身の回り世話などをする兵卒。将校当番兵。従兵
[類語]軍人兵士兵隊兵卒つわもの戦士闘士戦闘員士卒将卒精兵弱兵雑兵ぞうひょう新兵初年兵古兵ふるつわもの老兵敵兵・敗残兵・伏兵番兵歩哨斥候歩兵騎兵砲兵工兵水兵海兵セーラー憲兵

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「従卒」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐そつ【従卒】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ある人につき従う兵卒。従兵。〔書言字考節用集(1717)〕 〔荘子盗跖
  3. 旧日本陸軍で、一人の将校に専属でつき従って、その身のまわりの世話をする兵卒。大正一〇年(一九二一)以降、当番と呼称。従兵。
    1. [初出の実例]「僕も直ぐ其後に続いた。恰も従卒のやうに」(出典:鹿狩(1898)〈国木田独歩〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「従卒」の読み・字形・画数・意味

【従卒】じゆうそつ

徒卒

字通「従」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android