得ては(読み)エテハ

デジタル大辞泉 「得ては」の意味・読み・例文・類語

えて‐は【得ては】

[副]副詞「えて」+係助詞「は」から》ともすると、えてして。
「どなたも御用心なさりませ、―心のおもやとらるる」〈松翁道話・三〉

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関連語 揚屋 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「得ては」の意味・読み・例文・類語

えて‐は【得は】

  1. 〘 副詞 〙 ( 副詞「えて(得━)」に助詞「は」がついてできたもの ) ともするとまあ。とかくまあ。
    1. [初出の実例]「よくたんれんしたる男、ゑては揚屋の門を夜(よ)るも編笠着て」(出典浮世草子傾城色三味線(1701)江戸)

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