得田城跡(読み)とくだじようあと

日本歴史地名大系 「得田城跡」の解説

得田城跡
とくだじようあと

[現在地名]志賀町館開

遍照へんじよう(一四六・七メートル)眉丈びじよう山系の間に形成された小盆地の南辺に突き出した丘陵先端部、通称じよう(約五八メートル)にあり、館開たちひらき城ともいう。得田氏の居城空堀によって区画された三つの平坦面(郭)からなり、最頂部にある主郭は東西三八メートル・南北二八メートルで、尾根沿いに段をなして二の郭・三の郭と連なる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android