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徙民政策 しみんせいさく xǐ mín zhèng cè

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世界大百科事典 第2版の解説

しみんせいさく【徙民政策 xǐ mín zhèng cè】

中国の歴代王朝がときに応じて行った政策で,一定の政治目的のために人民を強制的に他地に移住させることをいう。移住させられる民を徙民という。史上最も早い例は,周が殷を滅ぼしたのち,その〈頑民〉を新都洛陽に移した事例である。漢の高祖が旧六国の大族を関中に移し,武帝が郡国の豪傑で300万銭以上の資産家を茂陵に移した諸例も著名である。このように政権にとって警戒すべき勢力や経済力のある者を首都周辺に集中して中央集権を強化しようとするのが一つの目的であるが,漢の武帝の河西四郡設置のように,占領地における植民を目的とすることもある。

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