道雄 どうおう
?-851 平安時代前期の僧。
真言宗。慈勝に唯識(ゆいしき)を,東大寺の長歳(ちょうさい)に華厳(けごん)をまなぶ。のち空海より灌頂(かんじょう)をうけ,十大弟子のひとりとなる。山城(京都府)に華厳・真言兼学の海印寺を創建し開山(かいさん)となった。嘉祥(かしょう)3年権少僧都(ごんのしょうそうず)。仁寿(にんじゅ)元年6月8日死去。讃岐(さぬき)(香川県)出身。俗姓は佐伯。法名は「どうゆう」ともよむ。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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