御…ある(読み)おんある

精選版 日本国語大辞典 「御…ある」の意味・読み・例文・類語

おん【御】…ある

  1. ( 中世以後の用法 ) =お…ある
    1. [初出の実例]「『何事ぞ』と御尋ありければ」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)五)
    2. 「御所に御つとめあるべきに成りぬ」(出典:とはずがたり(14C前)二)

お【御】 …ある

  1. ( 間に動詞連用形を入れて用いる ) 他人動作に用いて尊敬の意を表わす。お…なさる。
    1. [初出の実例]「あれに行平のお立ちあるが」(出典:謡曲・松風(1423頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む