日本歴史地名大系 「御三社古墳」の解説 御三社古墳おさんしやこふん 群馬県:富岡市七日市村御三社古墳[現在地名]富岡市七日市 旧郭鏑(かぶら)川左岸の下位段丘上にある。かつて三〇基以上の古墳が存在した七日市(なのかいち)古墳群の一基である。昭和二九年(一九五四)県立富岡高等学校の校庭拡張工事の際調査されたが、すでに墳丘は削平されており、形状、規模も不明であるが、かなり大型の前方後円墳であったと推定される。主体部は凝灰岩切石を互目積みにした両袖型の横穴式石室である。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報