御三社古墳(読み)おさんしやこふん

日本歴史地名大系 「御三社古墳」の解説

御三社古墳
おさんしやこふん

[現在地名]富岡市七日市 旧郭

かぶら川左岸の下位段丘上にある。かつて三〇基以上の古墳が存在した七日市なのかいち古墳群の一基である。昭和二九年(一九五四)県立富岡高等学校の校庭拡張工事の際調査されたが、すでに墳丘は削平されており、形状、規模も不明であるが、かなり大型の前方後円墳であったと推定される。主体部は凝灰岩切石を互目積みにした両袖型の横穴式石室である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android