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富岡市 とみおか

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

富岡〔市〕
とみおか

群馬県南西部,利根川の支流鏑川中流部を占める市。1954年富岡町に一ノ宮町と黒岩村,小野村,高瀬村,額部村の 4村を編入して市制。1955年吉田村,1959年福島町の一部,1960年丹生村をそれぞれ編入。2006年妙義町と合体。中心市街地の富岡は,江戸時代には中山道の脇往還である信濃別路の宿場町として発達。市場町も兼ね,生糸,雑貨などの取り引きで繁栄した。明治5(1872)年富岡製糸場が設置され,1987年の操業停止後は,国の史跡・重要文化財に指定され公開されている。2014年,製糸場ほか近隣の 3施設が「富岡製糸場と絹産業遺産群」として世界遺産の文化遺産に登録された。近年は電気機器の部品製造が盛ん。農村部ではネギなどの野菜栽培,花卉園芸が行なわれている。上野(こうずけ)一宮の貫前神社(ぬきさきじんじゃ)は本殿,拝殿などが国の重要文化財に指定されている。市街地郊外の中高瀬観音山遺跡は国の史跡に指定。市域北西端に国の名勝妙義山がそびえ,一帯は妙義荒船佐久高原国定公園に属する。山麓に妙義神社があり,本殿などが国の重要文化財に指定されている。市街地を上信電鉄,国道254号線が通り,南部に上信越自動車道の富岡インターチェンジがある。面積 122.85km2。人口 4万9746(2015)。

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