御下知(読み)おんげじ

精選版 日本国語大辞典 「御下知」の意味・読み・例文・類語

おん‐げじ‥ゲヂ【御下知】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おん」は接頭語。「おんげち」とも ) 中世、鎌倉・室町幕府法で、将軍としての裁定をいう。また、御命令。
    1. [初出の実例]「当所猟師可告文之由、可御下知、彼等交名等可注賜之由申之、急可下知之由返事了」(出典看聞御記‐応永二七年(1420)四月三日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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