精選版 日本国語大辞典 「御伽這子・御伽婢子」の意味・読み・例文・類語
おとぎ‐ぼうこ ‥ばふこ【御伽這子・御伽婢子】
[1] (「おとぎははこ(御伽母子)」が「おとぎばわこ」を経て変化したもの) 子供のお守りの一種。長さ約三〇センチメートル。芯に綿を入れ、白い布で頭身を包み、黒い糸を髪として左右に分け、胸の前に垂らした人形。
※浄瑠璃・本領曾我(1706頃)一「犬張り子、入れ子張り子や中(うち)張り子、おとぎぼうこの裸身も」
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