御器口(読み)ごきぐち

精選版 日本国語大辞典 「御器口」の意味・読み・例文・類語

ごき‐ぐち【御器口・五器口】

  1. 〘 名詞 〙 牢屋などで、囚人食器を出し入れする口。御器穴。
    1. [初出の実例]「本舞台一面の平舞台。〈略〉正面に、誂への二間の牢。まんなかに五器口」(出典:歌舞伎・景清(日本古典全集所収)(1842))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android