精選版 日本国語大辞典 「御天念仏」の意味・読み・例文・類語 おで‐ねんぶつ【御天念仏】 〘 名詞 〙 ( 「おてんねんぶつ」の変化した語 ) 関東各地で二月一〇日または三月一〇日に、老人などが鉦(かね)、太鼓をたたき、天道様をまつる行事。[初出の実例]「彼等はそれが日輪に対する報謝を意味して居るので、お天念仏(てんねんぶつ)というて居る。〈略〉村落の一般から訛って『おで念仏(ネンブツ)』と喚ばれた」(出典:土(1910)〈長塚節〉二二) おてん‐ねんぶつ【御天念仏】 〘 名詞 〙 =おでねんぶつ(御天念仏) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例