御師匠様(読み)おしょさん

精選版 日本国語大辞典 「御師匠様」の意味・読み・例文・類語

おしょ‐さん【御師匠様】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おっしょうさん(御師匠様)」の変化した語 ) 師匠を敬い親しんで呼ぶ語。
    1. [初出の実例]「お師匠(ショ)さんの方へ種々(いろいろ)(よろこば)して少し物が出来る様になりますと」(出典落語・汲立て(1897)〈四代目橘家円蔵〉)

おっしょう‐さんおっシャウ‥【御師匠様】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おししょうさん」の変化した語 ) 「ししょう(師匠)」の敬称
    1. [初出の実例]「直にお琴の御師匠(オッシャウ)さんへ行(いっ)て」(出典:滑稽本浮世風呂(1809‐13)三)

おっしょ‐さん【御師匠様】

  1. 〘 名詞 〙おっしょうさん(御師匠様)」の略。
    1. [初出の実例]「二人づれ・ハイお師匠さんじるをます」(出典:雑俳・玉の光(1844‐45)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む