御幕(読み)おまく

精選版 日本国語大辞典 「御幕」の意味・読み・例文・類語

お‐まく【御幕】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )
  2. 能舞台橋掛(はしがかり)と鏡の間との間にたれている幕。役者の登退場の時に、ななめうしろに引き上げて用いる。揚幕(あげまく)
  3. 能楽ワキシテなどの立役(たちやく)が登場するときに、立役が「おまく」と声をかけ、後見の者が左右から揚幕をななめうしろに引き上げること。また、その音声

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 はし

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む