日本歴史地名大系 「御座村」の解説 御座村ござむら 三重県:志摩郡志摩町御座村[現在地名]志摩町御座先志摩(さきしま)半島の西北端にあり集落は英虞(あご)湾に臨み、金比羅(こんぴら)山(九九メートル)を境に東に越賀(こしか)村と接する。字地蔵(じぞう)・小浦(こうら)・大浦(おおうら)・小山の岡(こやまのおか)・まさき・宮の前(みやのまえ)には縄文・弥生遺跡があり、五世紀の地蔵遺跡からは鹿角製小刀と鹿角製刀装が出土。「神宮雑例集」に「胡佐庄内神田四町四反」、文和四年(一三五五)八月二見御厨村主末継言上書(御塩殿文書)に「御坐清原氏女」と記される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by