御引(読み)おひき

精選版 日本国語大辞典 「御引」の意味・読み・例文・類語

お‐ひき【御引】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語。「ひき」は「ひきでもの(引出物)」の略 ) 御祝儀御進物。心づけ。
    1. [初出の実例]「若き殿にて、かやうの事を興じ給ふとなれば、おひきもしたたかにや給はらんかしと」(出典:御伽草子・福富長者物語(室町末))

お‐ひけ【御引】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 ) 仕事などが終わりになることをいう丁寧語。終了。
    1. [初出の実例]「まづおひけの相すむまでは、物しづかにこやつ取にがさぬやうに」(出典:滑稽本・八笑人(1820‐49)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む