御祝儀(読み)ゴシュウギ

デジタル大辞泉 「御祝儀」の意味・読み・例文・類語

ご‐しゅうぎ〔‐シウギ〕【御祝儀】

祝儀」の美化語。「お祭りにご祝儀を出す」「ご祝儀相場」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御祝儀」の意味・読み・例文・類語

ご‐しゅうぎ ‥シウギ【御祝儀】

〘名〙 (「ご」は接頭語)
① 祝儀を敬い、またはていねいにいう語。
※わらんべ草(1660)一「台徳院様、将軍にならせられ、御祝儀の御能有し時」
② 死に関する事柄を、不吉なこととして忌んでいう語。葬儀の忌みことば。〔俚言集覧(1797頃)〕

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献辞辞典 「御祝儀」の解説

御祝儀

本来お祝いの儀式を指していう言葉ですが、この場合は「祝 儀の際の寸志」という意味合いがあります。婚礼関係やお祝い行事の際に、お世話やお手伝いを頂く方々に対して贈る謝礼としての心付けチップの表書きの献辞(上書き)に用いられます。

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