日本歴史地名大系 「御影堂町」の解説 御影堂町みえいどうちよう 京都市:下京区菊浜学区御影堂町下京区五条通寺町西入南側町の西は河原町通に面し、北は現五条通に面する。平安京の条坊では左京六条四坊三保一四町南側と同一三町北側の一部、平安中期以降は楊梅東京極大路西北の地。町域は平安時代の左大臣源融の別荘河原院(かわらのいん)の一部にあたる(拾芥抄)。宝永二年(一七〇五)洛中洛外絵図では御影堂新善光寺(しんぜんこうじ)境内地内にあたり、町名は明治二年二月新善光寺境内を上地して新たに町地とした際、付されたものである(坊目誌)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by