御影淵(読み)みかげふち

日本歴史地名大系 「御影淵」の解説

御影淵
みかげふち

[現在地名]田辺市稲成町

秋津あきづ川の下流おお(現会津川)の右河岸にあった広さ五坪ほどの淵。鑑淵かがみがふち異名がある。弘法大師がこの淵に影を映し、自像を作ったという伝えがある。元禄年間(一六八八―一七〇四)の「紀南郷導記」はその木像が今も勧修かんしゆう(現高山寺)に安置されていると記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む